「愛犬と一緒にグランピングデビューしてみたい。でもキャンプは道具もないしハードルが高い……」
そう思って探し当てたのが、河口湖のすぐそば・山梨県鳴沢村にある【グランピングヴィレッジ富士河口湖】でした。
決め手は、愛犬同伴のお部屋にはすべてプライベートドッグランが付いていること。うちの子は甘えん坊で、他の犬が少し苦手なので「自分たちだけのドッグラン」があるのは本当にありがたい条件でした。
河口湖の自然に囲まれた、犬と泊まれるグランピング施設【グランピングヴィレッジ富士河口湖】
この記事では、実際に泊まった体験をもとに次のことをお伝えします。
- 犬連れ目線で見た、この施設の良かったところ・注意点
- ドームとヴィラ、犬連れはどっちを選ぶべきか(季節でおすすめが変わります)
- 料金の目安・チェックインの条件・必要な持ち物
- 河口湖観光と組み合わせた1泊2日のモデルコース
グランピング初心者だった私が「行く前に知りたかった」ことを全部詰め込みました。

グランピングヴィレッジ富士河口湖はどんな施設?
富士山の北麓、標高1,000mを超える鳴沢村の森の中に広がる、全30棟の大型グランピングリゾートです。約60,000㎡という広大な敷地に、ヴィラとドームテントが点在しています。
犬連れにとって重要なのは、30棟のうち14棟が愛犬同伴専用で、その全棟に天然芝のプライベートドッグランが付いていること。しかもヴィラ・ドームの両方に同伴タイプがあるので、予算や季節に合わせて選べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | グランピングヴィレッジ富士河口湖(Nature Villa & Glamping Spa) |
| 住所 | 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢7430 |
| アクセス | 中央自動車道 河口湖ICから車で約15分/東京から車で約1時間40分/新宿バスタから約2時間30分 |
| チェックイン/アウト | 15:00〜18:00/〜10:00 |
| 全棟数 | 30棟(うち愛犬同伴14棟) |
| 愛犬同伴の部屋 | スイートヴィラ3棟/デラックスヴィラ3棟/森のガーデンドーム3棟/ネイチャードーム5棟 |
| ドッグラン | 愛犬同伴棟は全棟にプライベートドッグラン付(天然芝) |
| 温泉 | 全棟の客室に天然温泉を配湯(ナトリウムが豊富な泉質) |
| サウナ | ヴィラタイプのみ(富士山の湧水を使った水風呂付き) |
| 食事 | 地産地消のBBQコース/朝食付き/素泊まり・持ち込みプランもあり |
| 公式サイト | https://www.nature-glamping.com/ |
※料金・条件は変動します。予約時に必ず公式サイトでご確認ください。

犬連れに嬉しかった5つのポイント
① 愛犬同伴棟はすべてプライベートドッグラン付き
いちばんの魅力がこれです。部屋の目の前が、自分たちだけの天然芝のドッグラン。
共有ドッグランだと、他のワンちゃんがいる時には気を遣いますよね。ここはそれがゼロ。リードを外して、好きなときに、好きなだけ走らせてあげられます。うちの子は最初こそ知らない場所に固まっていましたが、10分もすると芝生の匂いを嗅ぎ回って、すっかり自分の庭のような顔をしていました。
吠え癖が気になる子・他の犬が苦手な子・多頭飼いのおうちには、この構造が本当にありがたいです。


② 全棟客室に天然温泉
屋外テラスの奥に浴室があり、ナトリウムが豊富な天然温泉が客室に引かれています。
犬連れ旅で地味に大変なのが「大浴場に行っているあいだのお留守番」。うちの子は部屋にひとりにすると鳴いてしまいます。その点、部屋のお風呂=温泉なら、愛犬をひとりにする時間がまったく発生しません。これは犬連れ宿を選ぶうえで、かなり大きなポイントだと思います。

③ 犬用アメニティがほぼ全部そろっている
持ち物が減るのは犬連れ旅の何よりのご褒美。用意されていたのはこちらです。
愛犬用
人間用
- シャンプー/コンディショナー/ボディソープ
- クレンジング/洗顔料/化粧水/乳液/コットン/綿棒
- 歯ブラシ/ヘアブラシ/カミソリ
- 部屋着
逆に用意がないのは「ワンちゃんのごはん」と「犬用のお風呂」
④ 食事は手ぶらでOK。屋根付きテラスで本格BBQ
夕食は、屋外テラスの食事スペースでいただく地産地消のBBQコース。お肉・野菜・海鮮がセットで夕食前に運ばれてきて、バーベキューコンロで調理できるのでキャンプ経験ゼロの私でもまったく困りませんでした。
テラスが屋根付きなので、雨でもBBQができるのは犬連れにとって大きな安心材料です。
朝食はホットサンドやサラダなど軽めでヘルシー。冷蔵庫・電子レンジ・調理器具もそろっているので、食べ物・飲み物の持ち込みもOKです。素泊まりプランを選んで、河口湖のスーパーで買い出しして自分たちで焼く、という楽しみ方もできます。


⑤ NatureBarのフリードリンクが地味に嬉しい
敷地内に【NatureBar】というバースペースがあり、山梨県産ワイン・日本酒・ビール(季節によってはホットワイン)が無料で楽しめます。
営業は16:00〜20:00。チェックインしてひと息ついたころ、ちょうど開いている時間帯です。「せっかく山梨に来たのだからワインを飲みたい」という気持ちが、追加料金なしで叶うのはうれしいポイントでした。

犬連れはドームとヴィラ、どっちを選ぶべき?
ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。私は6月にネイチャードームに泊まって、正直「季節を間違えた」と感じました。
部屋タイプ比較表
| ドームテント(森のガーデンドーム/ネイチャードーム) | ヴィラ(デラックス/スイート) | |
|---|---|---|
| 愛犬同伴棟 | 8棟(ガーデン3・ネイチャー5) | 6棟(デラックス3・スイート3) |
| 定員 | 2〜5名 | 2〜6名 |
| 料金目安 | 16,400円〜/人 | デラックス19,700円〜・スイート20,700円〜/人 |
| プライベートドッグラン | あり | あり |
| 客室温泉 | あり | あり |
| サウナ | なし | あり(湧水の水風呂付き) |
| 富士山ビュー | 立地による | スイートは3棟すべて富士山ビュー |
| 夏の快適さ | △ 直射日光で暑くなりやすい | ◎ 建物なので安定 |
| 向いている季節 | 春・秋・冬 | オールシーズン |
※料金は2026年9月時点の目安です。時期・プランで変動するので、必ず予約サイトで最新の金額をご確認ください。
結論:夏に泊まるなら、迷わずヴィラ
ドームテントは直径7mほどの丸いテント。エアコンは完備されていますが、構造上どうしても日差しの影響を強く受けます。
私が泊まったのは6月。真夏ではありません。それでも、朝日が差し込んできた瞬間から冷房2台でも少し暑いと感じました。
犬は人間より地面に近く、体温調節も苦手。7〜8月のドームは、正直おすすめしません。
- 6〜9月に行くなら → ヴィラタイプ(サウナも付いていて満足度が高い)
- 10〜5月に行くなら → ドームタイプ(この時期は非日常感が最高。料金も抑えられます)
「ドームテントに泊まってみたい!」という気持ちはとてもよくわかります。私もそれで選びました。だからこそ、季節さえ合えばドームは本当に楽しいとお伝えしておきたいです。
「愛犬を自然の中で遊ばせたい」、「キャンプはちょっとハードルが高い」…そんな方にはぴったりの施設です。
木々に囲まれた敷地に点在するドームテント。受付棟にはドリンクやレンタル品もあり、アウトドア初心者にも優しいつくりでした。


実際に泊まってみた1泊2日レポート
15:00 チェックイン
受付棟でチェックイン。受付にはドリンクやレンタル品もそろっていて、アウトドア初心者にやさしいつくり。
敷地がとても広いので、チェックイン後の敷地内散歩がそのまま夕方のお散歩タイムになります。木々に囲まれた道を歩くだけで、もう旅らしい気分になれました。
16:00 部屋とドッグランでのんびり
ネイチャードームの中は想像以上に広く、ソファとベッドのあるラグジュアリーな空間。愛犬をサークルに入れずに自由にさせられるのが、家にいるみたいで落ち着きます。
注意点として、ベッドに犬は乗れません。
16:00〜20:00 NatureBarへ
散歩がてらバースペースへ。山梨のワインをいただきながら、外の空気を吸う時間が最高でした。
18:00 屋根付きテラスでBBQ
食材とバーベキューコンロがあるのであとは焼くだけ。テラスから愛犬のドッグランが見えるので、遊ばせながらごはんを食べられるのもグランピングの醍醐味だと思います。
21:00 客室温泉
テラスの奥のお風呂へ。誰にも気兼ねせず、温泉につかれるのは想像以上に贅沢でした。
翌朝 8:00 朝食 〜 10:00 チェックアウト
軽めの朝食をとって、最後にもう一度ドッグランで遊ばせてから出発。
注意点
① 夏のドームは暑い
前述のとおりです。6月でこれなら、真夏はかなり厳しいと思います。夏はヴィラ一択。
② 犬用のごはんの用意はない
アメニティは充実していますが、フードは出ません。いつものごはんを必ず持参してください。環境が変わるとお腹をこわす子もいるので、普段と同じものが安心です。
③ 犬用のお風呂・シャワーがない
ドッグランでたっぷり遊ぶと足はしっかり汚れます。タオルやウェットティッシュは備えてありますが予備で用意しておくのが良さそうです。
④ ベッドに犬は乗れない
ケージにあるベッドか、いつも使用しているベッドがあれば持参を。
⑤ 標高1,000m超。朝晩は想像より冷える
夏でも朝晩は涼しくなります。逆に冬は路面凍結の可能性があるので、12〜3月に車で行くならスタッドレスタイヤを。
⑥ 周辺にコンビニは近くない
森の中の立地なので、飲み物やちょっとした買い足しは、前もって済ませておくのがスムーズです。
犬連れ宿泊の条件と持ち物チェックリスト
宿泊条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 犬のサイズ | 小型犬〜大型犬まで可 |
| 頭数 | 頭数制限なし (予約時に必ず確認を) |
| 追加料金 | 一部あり(プランにより異なります) |
| 必要書類 | 狂犬病予防注射済証・混合ワクチン証明書(写真提示でも可) |
| 同伴可能エリア | 客室内・プライベートドッグラン・敷地内(ベッドの上は不可) |
持っていってよかったもの・必要なもの
必須
- 狂犬病・ワクチンの証明書(スマホの写真でOK)
- いつものドッグフード+おやつ
- リード・ハーネス
- マナーベルト/マナーウェア
あると快適
- お気に入りのおもちゃ(慣れない場所での安心材料に)
- 薄手の服(標高が高く朝晩が冷えます)
- 消臭スプレー
- 飲み物・買い足し用の食材(コンビニが近くないため)
河口湖観光と組み合わせて1泊2日で
この施設は河口湖ICから車で約15分。観光の拠点としても便利です。
私たちは実際に、初日に大石公園・富士大石ハナテラスで富士山を眺めてからチェックイン、翌日は北口本宮富士浅間神社と忍野八海をまわる1泊2日で組み立てました。
犬連れで回れる河口湖のスポットとモデルコースは、1泊2日で行く【犬と河口湖旅行】観光スポットに詳しくまとめています。この記事と合わせて読むと、旅の全体像がそのまま組み立てられるはずです。
まとめ
グランピングヴィレッジ富士河口湖(グランピングビレッジ富士河口湖)を犬連れ目線でまとめると、こうなります。
こんな人におすすめ
- 犬とのグランピングが初めてで、道具も知識もない
- 他の犬が苦手/吠え癖が心配で、プライベートな空間が欲しい
- 大浴場に行くあいだのお留守番をさせたくない
- 多頭飼い・大型犬で、条件の合う宿がなかなか見つからない
自然の中で、愛犬とのんびりした時間を過ごせた1泊2日。季節を変えてまた訪れたいと心から思える場所でした。
山梨県には犬と楽しめるグランピング施設やキャンプ場がまだまだあります。愛犬との特別な思い出づくりの一歩目に、ぜひ候補に入れてみてください。
愛犬と泊まれるグランピング施設の詳細・予約はこちら

