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マルプーの耳掃除のやり方解説 自宅でできるやさしい耳ケア

耳そうじをしているマルプー 犬のケア

「耳掃除しようとすると、うちの子すごく嫌がって」

そんな声、よく聞きます。犬が耳触りを嫌がるのはよくあること。でも、特にマルチーズとプードルのミックスであるマルプーは、外耳炎になりやすい犬種として知られています。

その理由は耳の構造にあります。マルプーは垂れ耳で、耳の中に毛が生えやすく、湿気がこもりやすい環境になっています。放っておくと雑菌が繁殖し、外耳炎を引き起こすことも。外耳炎になると耳を頻繁に掻く、頭を振る、耳から独特のにおいがするなどの症状が出てきます。

だからこそ、定期的な耳掃除がとても大切。「うちの子は耳が汚れてないから大丈夫」と思っていても、見えない部分に汚れがたまっていることがあります。月に1〜2回を目安に、ぜひ習慣にしてみてください。

耳掃除に使うグッズ

まずは道具をそろえましょう。といっても、必要なものは多くありません。最初にそろえるのは、この3つで十分です。

① イヤークリーナー(耳洗浄液)

イヤークリーナーには、大きく分けて「拭くタイプ」と「耳に入れて洗うタイプ」の2種類があります。初めてなら、拭くタイプから始めるのが安心です。ペット専用のイヤークリーナーは、耳の汚れを浮かして落とします。

拭くタイプ:THE ANIMAL ORGANICS イヤークリーナー(100ml)

指サックタイプのシートにクリーナーが含まれているので、そのまま耳の中の汚れを軽く拭き取るだけ。50枚入りの使い捨てシートです。天然由来の成分でつくられていて、低刺激なのもうれしいポイント。

「耳に液を流し込むのは、なんだか怖い」——最初はそう感じる方が多いと思います。まずは拭くだけでも十分です。うちの子も最初は耳に液を入れるタイプは嫌がり、大きな叫び声をあげるほどでしたので、「耳掃除は自分ではできないの?」と不安に思ったこともありました。
拭くタイプだとそれほど嫌がることもなく耳掃除ができました。

耳に入れて洗うタイプ:ノルバサン オチック(118ml)

動物病院やトリミングサロンでもよく使われている定番品です。耳の中に直接入れて洗うので、汚れが多い子や、拭くだけでは物足りなくなってきたときに向いています。

値段も続けやすく、容量も多めです。「ちゃんとしたものを1本持っておきたい」という方は、こちらでもいいと思います。

おすすめの使い方:

  1. 耳の穴にクリーナーを数滴入れる
  2. 耳の根元を10〜15秒やさしくマッサージする
  3. 犬が頭を振って液を出すのを待つ
  4. コットンで入口周りの汚れを拭き取る

② コットンまたはガーゼ

コットンはドラッグストアなどで売っている人間用のもので十分です。綿棒は耳の奥に汚れを押し込んでしまう危険があるため、耳の入口付近はコットンやガーゼを指に巻いて拭くのがベター。市販のペット用ウェットシートも便利です。

③おやつ(ご褒美)

これ、実は一番重要かもしれません。
耳掃除のあとは必ずおやつをあげて、「耳掃除=いいこと」と覚えてもらいましょう。

耳掃除のときに気をつけたいこと

綿棒を耳の奥に入れない

繰り返しになりますが、これが一番多いNG行為です。犬の耳は人間と違ってL字型の構造になっているため、綿棒を奥まで入れると汚れを押し込んだり、傷つけてしまったりする恐れがあります。掃除するのは見える範囲だけを意識してください。

無理やり押さえつけない

嫌がっているのに力ずくでやろうとすると、耳掃除そのものへの恐怖心が強まり、ますます難しくなります。嫌がったら一旦やめて、落ち着いたタイミングで再挑戦しましょう。少しずつ慣れさせることが大切です。

においや色に注意する

掃除のときに耳から茶色や黒い汚れが大量に出る、強いにおいがする、赤みや腫れがある場合は、外耳炎やダニの可能性があります。自己判断で処置せず、早めに動物病院を受診してください。

やりすぎに注意

「きれいにしなきゃ」と思うあまり、毎日掃除するのは逆効果です。必要以上に掃除すると耳の中の良い菌まで取り除いてしまい、かえって炎症を起こしやすくなることがあります。頻度は月1〜2回が目安です。

まとめ

犬の耳掃除は、最初は嫌がられることも多いですが、慣れれば意外とスムーズにできるようになります。ポイントをおさらいしましょう。

  • マルプーは外耳炎になりやすいので、定期的なケアが必須
  • イヤークリーナーとコットンで、入口周りだけをやさしく掃除する
  • 綿棒を奥まで入れるのはNG
  • 嫌がったら無理せず、おやつで「いい体験」として記憶させる
  • 汚れが多い・においがきつい場合は動物病院へ

はじめのうちは「これでいいのかな?」と不安になることもあると思いますが、まずはやってみることが大切。獣医師やトリミングのときにトリマーさんに教えてもらうのもいい方法です。

愛犬との日々のスキンシップも兼ねて、ぜひ耳掃除を習慣にしてあげてください